>>745の続き

>数学的帰納法も
>P(0)
>P(0)からP(1)
>P(1)からP(2)
>…
>と素朴な認識を持った上で
>P(n)からP(n+1)
>もちろんnは標準的なNの元でね
>そう一つにまとめて証明する手法としか認識してません

自然数を
1. 0は自然数である
2. nが自然数ならば、n+1も自然数である
という公理で定めた場合、数学的帰納法は、
上記の公理に沿う形でやはり公理として設定される

3.任意の自然数nが性質Pを満たすのは、以下の2条件を満たす場合である
 A. 0は性質Pを満たす
 B. nが性質Pを満たすならば、n+1も性質Pを満たす

A.が1.、B.が2.に対応することは明らかであろう

標準的自然数とは上記の1.と2.で証明できる自然数のみであるが
この限定が一階述語論理ではできないことが、問題の始まりである

>それで何も問題なく数学の研究が進むわけです

745で述べたように
「公理系を満たす、ありとあらゆるモデルで成り立つ命題」
のみしか研究しないなら何の問題もないが
「標準的モデルのみで成り立つ命題」
を研究したいなら重大な問題が発生する

ただ、このことは数理論理学を知らない
一般数学者は全く認識していないから
問題が全然ないと誤解しているだけである