ある研究者が、あなたに次の実験を説明した。
公平な六面体サイコロを1回振る。
1~5の目が出た場合、あなたは1回だけ眠らされ、1回だけ起こされる。
6の目が出た場合、あなたは100万回眠らされ、100万回起こされる。
ただし、起こされるたびに記憶は完全に消去されるため、あなたは自分が何回目に起こされたのかを知ることはできない。
実験中、あなたは毎回こう尋ねられる。
「サイコロは6だったと思うか? それとも1~5だったと思うか?」
もし答えを間違えた場合、あなたは即座に殺される。
さて、あなたはいま目を覚ました。
あなたはどちらを答えるべきだろうか?
直感的には、多くの人が「6だった」と答えるのではないだろうか。
なぜなら、
1~5の世界では、目覚めは1回しか存在しない。
6の世界では、目覚めが100万回存在する。
そのため、「今まさに目覚めている自分」が存在する確率は、圧倒的に6の世界で高く見えるからである。