そもそもの話、相対性理論や量子論を決定論か否か論じること自体が、間違いだ。
相対性理論も量子論も、それ自体は決定論でも確率論でもない。

ただ、物理学者個人がそれぞれ決定論に肯定的だったり否定的だったりする。
アインシュタイン個人は決定論を信じていた、それだけだ。

また、量子論の場合は、解釈が決定論だったり非決定論だったりする。
コペンハーゲン解釈は非決定論であり、多世界解釈は決定論だ
(多世界解釈を非決定論だと勘違いしている人は、SFの並行宇宙論と混同してる)。
その結果、アインシュタイン『個人』は、コペンハーゲン解釈に反対した。ここに、相対性理論が関係する余地は皆無だ。

また、相対性理論と量子論の両立の問題は、決定論か否かとは全然関係ない全く別の話だ。
特殊相対性理論と量子論は両立する。実際、相対論的量子力学というものがあり成功している。
一般相対性理論と量子論は両立しない。ただし、両立しない理由は重力を量子化できないからであって、決定論云々は完全に無関係だ。