腹を減らせばいくら温度差があっても脂肪が無制限に燃えて補完できるなら
山で凍死など誰もしない
内蔵における体温の産生の多くは肝臓によるものであって小腸ではないが
それでも全体の2割、400kcal程度である

そもそも一日で脂肪5キロを消費するほどの温度差は
氷水より冷たく熱伝導効率の良い液中に一日浸かっていても実現することは不可能

また腹をすかせて小腸が動くくらいの運動量で
骨格筋が全力で一日運動しても燃やせない脂肪量を燃やすことなど不可能

基礎代謝に占める腸の割合など一割程度、200kcal以下であって
数キロの脂肪燃焼が起きるなどというのは
腹がへって寒いとこれが100倍以上になると言っているのである
そんなことが起こるなら脂肪を蓄積する意味がないし
それほどの熱量を消費することも物理的に不可能

動物の体はそれほど無駄には出来ていない
如何にデタラメか

さらに部分痩せというのもメカニズムとして脂肪の燃焼では起き得ない

血糖値の低下によって全身の血中グルカゴン、アドレナリン濃度が上昇し
それにともなって全身の脂肪細胞にあるホルモン感受性リパーゼが活性化され脂肪を動員する
小腸が分泌するリパーゼは腸管内で食物中の脂肪を分解する酵素であって
蓄積された脂肪を動員するリパーゼとは別モノである
こんなものは高校生物レベルの知識だ

結局、ハラマキで腹が引き締まったという体験のみから
それが脂肪の分解によるものであるという根本的な勘違いをし
それをもとに後付で全ての理屈を組み立てているだけなので
そのメカニズムが医学・生理学・物理学的に有り得ない内容にならざるを得ず
論理的な批判に耐えられないのである

ではなぜハラマキで腹が引き締まったのか

単なる部分発汗によるむくみの除去に過ぎない

間食をやめて腹を減らす
水を良く飲む
夏の暑さに耐えハラマキによって腹回りの汗腺を鍛えて発達させる

これを一年やれれば自ずとカロリー制限もできており
単に地道なダイエットとして成功している
最後に部分的にむくみを絞る準備をしているに過ぎない
脂肪はすでに燃えており、仕上げに水を出す
したがって季節は関係なく
ボクサーの減量と同じことをやっているだけである