1番長生きするのはBMI20〜22

一般にBMIが高くなると寿命は短くなるといわれているが、先行する大規模調査の結果では普通体重と比べて過体重者の方が死亡率が低く、高度肥満の場合にのみ死亡リスクが高いことが報告されていた。
しかしその研究には種々の限定が存在し、例えば、喫煙や以前のあるいは診断前の疾患が考慮されていなかった。どちらも体重を低下させ、死亡率は上昇させると考えられる。
そこで研究チームは、よりクリアな結果を得るために、トータルで3030万人の参加者と374万件の死亡データを含んだ230件の前向き研究のメタ分析を行った。
解析の結果、全く喫煙をしなかった者だけを対象にすると、最も死亡リスクの低いBMIは23-24であることが明らかになった。
重大な疾患に罹ったことがない、全く喫煙をしなかった者だけを対象にすると、最も死亡リスクの低いBMIは22-23であった。
さらに、研究のうちで20-25年にわたって追跡調査をしていたものだけに絞って解析すると(これで隠れた疾患の影響がさらに弱まる)、最も死亡リスクの低いBMIは20-22であったという。

http://yuchrszk.blogspot.jp/2016/02/blog-post_37.html?m=0
肥満の人が糖尿病にかかって痩せたとしましょう。すると、この人は「痩せてても病気」のグループにカウントされてしまい、本当は肥満のせいで病気になった事実が消えちゃうんですね。
がんやアルツハイマーなどBMIの低下につながる病気は他にもたくさんありまして、単純に一時期の体重を見ただけで正しい数値を出すのは不可能。そこで、体重の変化を組み込んだうえで数値を補正したところ、
普通体重の人がもっとも死亡率は低く、BMIが上がるごとに死亡率も上がる
糖尿病や心疾患の発症リスクも、普通体重の人が一番低かった
アメリカにおける死亡率の33%は過体重が原因になっている