自己愛性パーソナリティ障害の併存症状の一つに神経性過食症がある。
神経性過食症とは大量の食べものを短時間に次から次へと摂取し(過食)、その後に食べ過ぎを埋め合わせる行為(例えば、絶食や激しい運動など)を行うことを特徴とする 摂食障害。
精神的ストレスがきっかけで過食が始まる場合が多く、通常、その行為は隠れて行われる。

過食には自制できないという感覚が伴い、通常は空腹でなくても食べたり、身体的な不快感や危険な状態に至るまで食べ続ける。
患者は脂肪分を豊富に含む食物を好む傾向がある(クリームやマヨネーズなど)。
摂取される食物の量は様々で、ときに何千カロリーにもなることがある。
1日に複数回にわたって過食をすることもある。

過食による影響を軽減しようとして、以下のような様々な手段で埋め合わせをしようとする。

意図的に嘔吐(自己誘発性嘔吐)
下剤や利尿薬を服用
徹底的なダイエット
絶食
過度の運動
上記の組合せ

神経性過食症の人は自分の体重や体型にとらわれていて、それらが自己評価の基準になっている(自己愛性パーソナリティ障害)
患者の自尊心は大部分が体重と体型などの外見に基づいている。
自分の行動について自覚があり、自責の念や罪悪感を抱く傾向がある。
衝動的な行動をしたり、 薬物やアルコールを乱用したり、 うつ病になりやすい傾向がある。
社会活動への参加について不安を抱いているので引きこもりがちになる。