塩野義製薬の株価が一時16%安と、昨年8月8日以来の日中安値を付けた。肥満症治療薬候補の第2相臨床試験で、体重減少率(群平均)が5%を超えなかったことが6日に示され、失望感が広がっている。塩野義製薬は肥満症治療薬候補「S-309309」の第2相臨床試験速報を開示した。

試験結果を受け同社株は7日の株式市場で急反落した。体重減少率は塩野義製薬が予想していた8−10%にははるかに及ばず、期待外れの有効性を示したと英文リポートで指摘した。同社は今後、GLP−1製剤との併用による上乗せ効果や、GLP−1製剤による減量後のリバウンド低減効果などに着目した開発を検討する。