>>290
さて、用語「宇宙」の話に、戻ろう

1)いま、21世紀の数学で「宇宙」と言えば、下記 薄葉 季路先生など 基礎論の
 ある公理系が作る集合をすべて含む”もの”(Ufnd)を、意味するだろう
(特に強制法がどんどん使われるようになってからは)
 ノイマン宇宙Vはこれ(「宇宙」(Ufnd)は、一般的にはクラス(類)だが、集合もどきで基数を考えたりする)
2)一方、歴史的には 素朴集合論ベン図の宇宙U(Uven)の時代が長かったから
 用語の混乱がある
 ”宇宙と宇宙をつなぐ数学”というが、基礎論的なUfndの宇宙を二つ考えて その二つをつなぐとか ないでしょ?w
 せいぜい、ベン図の宇宙Uven に 毛の生えた程度の 二つの対象 ないし 二つの対象のあつまりを ”つなぐ”くらいか
3)下記 イタリア語wikipediaが、充実している。ABC予想の不等式は、全て整数Z内の話だし
 フェルマーの最終定理同様に、楕円曲線を利用するのだが 下記”ホッジ=アラケロフ理論(スキーム理論のサブセット)”だけではうまくいかないという
 そこで、圏論を使って モノイドを使って 楕円曲線の”ホッジ=アラケロフ理論(スキーム理論のサブセット)”の変形版を IUTとして作ったらしい
 その程度の話なら 薄葉氏のいうUfnd宇宙(=グロタンディーク宇宙)を取り替えるなど、大袈裟すぎでしょ

(参考)
https://www.mathsoc.jp/activity/video/2017spring/0324usuba.html
企画特別講演 2017年度年会 日本数学会
薄葉 季路 (早大理工)
集合論の宇宙 —Universe と Multiverse—
https://www.mathsoc.jp/meeting/kikaku/2017haru/2017_haru_usuba-p.pdf
発表スライド『集合論の宇宙 Universe と Multiverse』

(イタリア語wikipedia)
https://it.wikipedia.org/wiki/Teoria_di_Teichm%C3%BCller_inter-universale
宇宙間タイヒミュラー理論
IUTと「コリシティ」の動機と概念
最初の洞察は楕円曲線のホッジ-アラケロフ理論の研究期間(1998-2000年)の後に得られ、その研究は彼の2つの論文『楕円曲線のホッジ-アラケロフ理論の概説 IおよびII 』で最高潮に達した。この研究の流れの中で、望月は数体上の楕円曲線のアラケロフ理論の文脈において、複素数およびp進数上のホッジ理論に類似した理論を構築しようとした。これらの考察は、ガウス積分の使用に基づく再定式化も伴って議論されており、前述の2つの論文で議論されている。[ 3 ]

つづく