(>>891の続き)
Case1):nが偶数のとき。このときnに対して或る正の整数 m(n) が存在して n=2m(n) である
よって、k≧2 に注意すれば、 p_{2m(n)}≧k q_{2m(n)}≧2 から
q_{2m(n)}/p_{2m(n)}≧2/p_{2m(n)} であるから、
γ−2/p_{2m(n)}≧γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)}>0
故に、kに対して或る2以上の整数 n(k) が存在して、
q_{2m(n)}/p_{2m(n)} p_{2m(n)}≧n(k) 2≦q_{2m(n)}≦n(k) なる
γの第(2m(n))次近似分数 q_{2m(n)}/p_{2m(n)} は
0<|γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)}|=γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)}<1/(p_{2m(n))^2<|γ−1/(p_{2m(n)})|
を満たす。γの第(2m(n))次近似分数 q_{2m(n)}/p_{2m(n)} p_{2m(n)}≧n(k) 2≦q_{2m(n)}≦n(k)
は 0<γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)} を満たすから、γ<3/5 から q_{2m(n)}/p_{2m(n)}<3/5 であって、
q_{2m(n)}≧2 であるから、p_{2m(n)}>(5/3)・q_{2m(n)}≧10/3 から p_{2m(n)}≧4 である
よって、γの第(2m(n))次近似分数 q_{2m(n)}/p_{2m(n)} p_{2m(n)}≧4 2≦q_{2m(n)}≦n(k) は
0<|γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)}|=γ−q_{2m(n)}/p_{2m(n)}<1/(p_{2m(n))^2<|γ−1/(p_{2m(n)})|
を満たす。故に、N=max(4,n(k)) とおけば、有理数の稠密性により
q/p p≧N 2≦q≦n(k) なる無限個の既約有理数 q/p は
0<|γ−q/p|=γ−q/p<1/p^2<|γ−1/p| を満たす