>>1…なんだ…クォレゎ…

数学セミナー2015年11月号
日本評論社
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「時枝 箱入り無数目(はこいりむすうめ)」
スタンフォード大学の数学者・時枝正(ときえだ ただし)教授が紹介した、選択公理から導かれる数学的な思考実験(パラドックス)に関するキーワードです。

この問題は、直感に大きく反する結論が導かれるため、「矛盾しているのではないか」という議論や驚きを呼び起こします。

「箱入り無数目」のルールと設定

無限の箱:可算無限個(1番、2番、3番……)の箱があり、それぞれの箱にランダムな実数が1つずつ入っています。

プレイヤーの挑戦:あなたはある1つの箱(例えば1番の箱)の中身を当てなければなりません。

ルール:あなたは「当てたい箱以外のすべての箱(2番以降の無限個の箱)」を開けて中身を確認することができます。自分の箱だけは開けられません。

予測:他の箱をすべて見た後、自分の箱に入っている実数を一発で言い当てます。

直感と「矛盾」する驚くべき結論一見すると、それぞれの箱に入っている数値は独立してランダムに選ばれているため、他の箱を何個見ようが自分の箱の数字を当てる確率は「ゼロ(1点突破の確率は0%)」のはずです。