現実味のない漠然とした「夢」を応援してもらえるのは小学生くらいまで
子供なら可能性が無限にあるからもしかしたら夢が叶えられるかもしれない
だから親やまわりの大人は子供の夢を無心に応援するし、本人も夢を信じて頑張ろうとする

これが高校生くらいになると現実が見えてくる
それまで「夢」として描いてきたものが本当にただの夢なんだと自覚するのがその頃
たとえばプロのスポーツ選手目指して部活やクラブ活動頑張ってきたけど全く成績が残せない
もちろんこの時点でもまだ夢は諦めずに続けて構わない
しかし同時に将来の事も考え始める時期
そのままスポーツを続けても報われそうにないなら見切りをつけて勉学に励み就職を目指していくのが大多数
その中で運や能力に恵まれた人だけがそこから先の「夢」を語るに値する
つまり、現実世界で生きながら夢を目指す時期にシフトしていく年代

そして社会人になるともはや夢は夢でしかなくなる
もちろん職場で成功して上を目指すという夢は持ち続けるだろうがこれさえも現実を直視しながら生きる事を優先するようになる
仕事でどんな辛い事があろうが苦しかろうが生きるために働く
その中で僅かな夢を見ていく事は構わないだろう

しかしそれも34歳という中年になると話は全く変わってくる
老後にどうするかを真剣に考える段階に入るし、親や自分の事を含めて今を見つめていかなければならない
夢なんて語る余裕なんてなくなる
強いていうなら宝くじで一等当たるといいな、という淡い夢を見るくらい